2009年11月12日

バーの氷はなぜ丸い?

バーでロックスタイルで酒を頼むと、よく丸くて大きい氷を使っていますね。これなぜだか分かります?
実はこれ、立派な物理学の問題なんです。氷が解けるということは、氷の表面から周囲の温度が伝わることにより温度が上昇して、融点を超えるため。ここで周囲の温度が伝わる効率は表面積に比例します。つまり、表面積が小さいほど熱は伝わりにくい。
で、同じ体積なら最も表面積の小さい形状が球体ってことなんです。

氷に熱が伝わりにくい → 氷が融けにくい → 酒が水っぽくならない!ということです。

あえて、角氷を使って、ストレートでは飲みにくい酒を少しずつ加水しながら飲むスタイルもあるので、同じ酒を角氷と丸氷、二つのロックスタイルで飲み比べてみるのも面白いかも。
ただし、お店の面倒にならない程度で試しましょう。

そういえば、ほとんどのバーでは大きい角氷を削って丸い氷にしていると思うけど、あの技、素人目に凄いです。大きい氷を手で握って、アイスピック1本 or 包丁1本で、あれよあれよと削って角を丸くしてしまう。氷を握り続けて手は凍傷にならないんすかねぇ…。(・_・;

素人は100均で丸い製氷器を買ってきます(苦笑)。


ラベル:バー
posted by TM at 11:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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