一部では熱狂的な(?)ファンもいるジンの一つ、ブードルス。
あまり、このジンをベースにマティーニを作るバーテンダーさんは多くないですが、モーリ・バーの毛利氏が作るマティーニのベースとなっているということでも有名なジンです。
さて、タンカレーやゴードンなどと、何が違うのか?
思うにその香りの立ちかたではないかと。
冷凍したブードルスを飲み進め徐々に温度を上げていくとそれにつれ、濃厚かつ華やかな香りが溢れるように立ってくるのがブードルス。
これがタンカレーだと冷えた状態でその個性を最も発揮し、ゴードンは冷やし過ぎても温度が上がり過ぎてもダメな感じが…。
冷やしたところから温度を上げていくことで本領を発揮する、唯一のジンではないかと。
ちなみにこのブードルス、ロンドン・ドライ・ジンとか言っていますが、実際はスコットランド産だったりするのはご愛嬌というところですか…。