バーボン樽で熟成後、ポートワイン樽で1年間熟成させたというイチローズモルトです。
4200本限定出荷となっております。
2009年蒸留、2013年ボトリングなのでトータルとしては4年弱の熟成でしょうか。
秩父の特徴(?)として、若い熟成年数ながらもスコッチウイスキーの感覚で行けば10年近い熟成感を出すものもあり、こちらのポートパイプについても興味が沸きます。
色はやや赤味がかったものがあり、ポートワイン樽の影響を感じさせます。
香りも干し葡萄、林檎や梨のコンポート、バニリン、カラメル、フルーティーさを中心に複雑さを表します。
味わってみるとスパイシーさから香ばしさと焼いたオレンジに林檎や葡萄、そこから樽のニュアンスが出てくるよう。
フィニッシュではスパイシーさを合わせながらカラメルやアルコール感を残し、やや短いものがあります。
全体的には良くまとまっており、樽の個性を活かしているものでしょうし熟成感も感じさせますが、最後には若さを垣間見せるところもあります。
本来なら桜を眺めながらゆっくりと味わいたいと思わせる1本でした。



