元々はブレンデッド・ウイスキーへの供給が多く、オフィシャルボトルが出るようになったのはここ20年ぐらいの話です。
そんなベンリアックの16年です。

トップの香りはクリーム、蜂蜜、熟したカカオ・チョコが支配的で独特の華やかさ。
味わってみるとまろやかな口当たりからトッフィー、アップルパイ、クリーム、ややスパイシーさが。
後口でもクリーム感を残し余韻は長いですね。
伝統的なスペイサイドのシングルモルト・ウイスキーらしいシェリー樽熟成の良さとバーボン樽由来の香りがよくバランスされています。
甘味が中心でまろやかな飲み口なので、食後にデザートと共に楽しむのも良いシングルモルト・ウイスキーでしょう。