2015年09月04日

余市ヘビリーピーテッド

さて、こちらも3000本限定で販売された「シングルモルト 余市 ヘビリーピーテッド」

IMG_20150903_213219.jpg

『シングルモルト余市 ヘビリーピーテッド』は、土や植物からなる泥炭を乾燥させたピートを燻したモルトでつくられる“ヘビーピートモルト原酒”のみを厳選してヴァッティング(※2)したシングルモルトウイスキーです。余市の潮風を思わせる力強いピートの香りとフルーティーで香ばしい甘い香り、ピートの深い味わいと厚みのあるコクが特長です。
ラベルは余市の気候風土の特長である海をイメージした藍色を採用しました。

ニュースリリースより

なんだか、どこかで聞いたような名前ですが、元々ピーティさを出していたシングルモルト余市ですが、さらにヘビーピートモルト原酒のみを使用するという、飲む人を選びそうなボトルを出してきました。

実際に味わってみると、
トップの香りではスモーキーさとピートが最初に攻めてきてこれが重厚さをかもし、そこから余市の海を思わせる潮のニュアンス。
テイストでは香り同様ピーティ、スモーキーさが温かみをもって味わい、その奥から潮っ気やカカオが出て麦芽、フルーツのような穏やかな甘み。
フィニッシュではピートとスモーキーさがふわりと続いていく。

加水するとピート感は抑えられ、フルーツや潮の感じがやや強くなりスッキリしてくる。
アルコール度数は宮城峡 シェリーカスクと同様の48%ですが、こちらのほうがアタック感は弱い。

まさに、コンセプトにあるようなピートのニュアンスを全面的に押し出したシングルモルトでしょう。
ピートが効いているといっても、アードベッグやキルホーマンよりかはちょっと穏やかです。

ピートの効いたシングルモルトがお好みの方には是非、味わって欲しいのですが3000本限定なんですよね。。。
こちらも既に店頭には並んでいないことでしょう。

いつの日か原酒量が確保され、このようなシングルモルトがリリースされることを待ちたいものです。
posted by TM at 14:56| Comment(0) | TrackBack(0) | ウイスキー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。