2015年10月04日

シャングリ・ラ ゲヴェルツトラミネール

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ニュージーランドのドイツ品種のワインというとあまり、印象は薄いのですがなかなかどうして美味しいものがあります。

それがこちら、ブラッケンブルックのゲヴェルツトラミネール、アートシリーズです。

このボトル名の、シャングリ・ラは理想郷を意味しますが、このボトルのブドウ産地であるネルソンはニュージーランド人がリタイア後に最も住みたい街と言われています。そこで、現地のアーティストにラベルを描いてもらったのがこの、ボトルのシリーズとなるわけです。

とはいえ、飲んで美味しくなければ、どんな銘柄、ラベルだろうと意味を成しはしませんが。

そして、そのテイスティング結果はというと、トップでは、バラや熟した洋ナシ、やや鉱石っぽさ、ミネラル感、非常に豊かな香りを感じる。
口当たりはシルクのよう滑らか、かつ爽やかさから果実味溢れ、しっかりしたミネラル感に香りのニュアンスそのままのところから、
引き締めるかのようにジンジャーの微かなニュアンス。

おぉ、南半球のワイナリーだというのに、ゲヴェルツトラミネールの本拠地、ドイツに勝るとも劣らない味わいを造り出している。
そして、お手頃な価格で入手可能だと。。。

これは、非常にいいものだと、言わざるをえませんね。
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2014年07月06日

コノスル リースリング ヴァラエタル 2013

チリの高コストパフォーマンスなワインとしてお馴染みのコノスル。
久しぶりに手を出してみたのですが、コノスルとしては初のリースリングにしてみました。

conosur riesling.jpg

いやぁ、今までリースリングはドイツのナーエやプファルツの物を好んで飲んでいたんですけどねー、銀座ワイナックスが銀座から綾瀬に移っているので手に入れにくく…。

さて、今回のコノスルはヴァラエタルという最も安いベーシックラインとなり、ボトルでだいたい750〜780円程度。
果たしてどの程度のパフォーマンスを見せるかと思い飲んでみたら、はい脱帽!恐れ入り谷の鬼子母神ってなもんで。
いやー、実に真っ当なリースリングのワインとして仕上がっているじゃありませんか。
リースリングらしいフローラルと柑橘系の香り、フレッシュな酸とキレから適度な甘味。
ドイツの特定産地上質ワイン(QbA)といい勝負じゃないか。
まぁ、流石に劣化は早いので、開けたら飲みきる覚悟が必要ではありますが…。

ほっほ、このお値段でこの品質、美味しくがぶ飲みできるワインって良いもんですな(笑)。
ラベル:ワイン チリ
posted by TM at 22:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月25日

ボジョレーヌーヴォー 2013評

いくつかのボトルを味わってみた総評です。
ベリーを中心とした果実味が非常にしっかりとした味わいで、
凝縮感すら感じさせる。
果実味の後はミネラルがよく表れ、テロワールを感じる。

非常によく出来た年ではないか。
posted by TM at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月20日

これは、大丈夫なのか…?

西友、398円の「オークリーフワイン」シリーズからロゼワインなど発売

いや、これは流石に、安すぎやしませんかね…?

テーブルワインでも、ここまでくると色々と考えさせられますよ。
しかも、フルボトルサイズだし…。

ん〜、考えさせられますな…。
ラベル: ワイン
posted by TM at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月17日

原産地呼称として山梨を認定

昨日ニュースになった日本産ワインの原産地呼称(フランスで言うところのAOCですか)に山梨を指定したというニュース。
これ、何をいまさら? 国内のワインだと甲州とか山梨とか長野とか色々つけているじゃないかと思った人もいるのでは。

しかし、世界基準つまり海外に輸出する場合は世界貿易機関(WTO)の協定に基づいて、製品への地名表示に厳しい要件が定められています。
これまで海外に輸出される日本産ワインでは原産地呼称が使えず、何県産であろうと日本産表記でした。
しかし今回の認定で山梨県産ブドウを使用し、山梨県内で醸造・熟成・瓶詰されたものは山梨(ブルゴーニュやボルドーと同様に)の表記が可能になりました。

これをきっかけに、日本のワインも一皮むけてくれると良いのですが。。。
ラベル:ワイン
posted by TM at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | ワイン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする