2014年01月15日

日高見 純米粕取り焼酎

宮城が誇る酒蔵の一つ、日高見。
石巻に構える蔵は3.11も乗り越えてきました。

そして、その日高見が出す焼酎がこちら、純米粕取り焼酎です。

hitakami syochu.jpg

純米酒を絞った後の酒粕を、さらに蒸留して作り上げたのがこの焼酎。
通常、粕取り焼酎というと最醗酵させることもあるのですが、こちらは一切最醗酵はさせず酒粕に残ったアルコールを蒸溜・抽出するというもの。

しかしてその味わいはというと、吟醸香を纏った鮮烈なるフルーティさと香りの高さ。
蔵元では冷凍したものをストレートで飲むのを勧めているようですが、常温のストレートもいけるでしょう。
ただ、ロックや加水して飲むのはちょっと遠慮したい感がありますね。
この美味を他の物を混ぜることで、ごまかしたくないので。

限定出荷品のため、見かける機会も多くはないですが日本酒ファンにも焼酎ファンにも楽しんでほしい1本です。
ラベル: 焼酎 日本酒
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2013年02月13日

レビュー: 神の河 ハイボール

ウイスキー・ハイボールの人気を受けて様々なウイスキー・ハイボールが発売され、スピリッツ(ラム、ウォッカ)ベースのカクテル缶や、あまつさえは日本酒ハイボールまで出されるこのご時勢。

こんどは鹿児島の麦焼酎がハイボールになって出てきました。
「神の河(かんのこ) ハイボール」です。

kannoko_highball.jpg

いや、まぁ、神の河の原料は二条大麦だし、3年以上は樫樽で熟成させているのでウイスキーに近いと言えなくも無いが、麦焼酎でハイボールねぇ…。
とりあえず、原材料をチェックしてみると、糖類と香料が加えられています。この時点で評価としては、やや下がります。
で、飲んでみると一応、飲める味にはなっていますかね。ただ、やはり本来は神の河に存在しない甘味があることで不自然さがあることは否定できません。
確かにベースとなる神の河をただ炭酸で割っただけだと飲みにくさが出ると思われるので、それを抑えるために糖類と香料を使用したものと考えられます。
ただ、元の神の河とは、少々違う傾向の味わいになってしまっていることが残念です。

とはいえ、飲めないほど酷いものではないので、興味のある方は飲んでみても…。
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2012年09月22日

天吹 吟醸 粕取焼酎

amabuki kasutori.jpg

日本酒を搾った後に残る酒粕。
しかし、この酒粕を再醗酵させ蒸留したのが粕取焼酎ですが、天吹酒造さんが出すこちらは吟醸酒の酒粕を使った焼酎になります。

吟醸造りで醗酵させた醪(もろみ)が元なので、非常にフルーティな香りが華やかに立ち上がります。
メロン、白桃、リンゴ、フローラル系といった、いかにも吟醸酒を思わせる香りが。
口に含んでも吟醸を思わせる甘いニュアンスが最初にきますが、その後はスッキリ、まろやかな味わいでとても飲みやすいもの。
ただ、淡白な傾向もあるので飲み方はロックかストレートがお勧めですね。

食前、食中酒として和食に合わせても、美味しい焼酎ではないでしょうか。
ラベル: 焼酎 吟醸
posted by TM at 13:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼酎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月08日

レビュー: かのか焼酎ハイボール

ハイボール人気、まだまだ続いているようでアサヒビールさんから今度は焼酎のかのかを使ったハイボール、かのか焼酎ハイボールを出してきました。

しかし、ベースとなっている焼酎、かのか。こちら、いわゆる本格焼酎(乙類)ではなく、麦焼酎と甲類焼酎を混和した焼酎となります。
さてー、どんなもんでしょうかと一口…、んー甘くなくてスッキリとした焼酎ハイボールとでも言えばいいんですかね。
本格焼酎の麦や芋をお酒を炭酸で割ると香りが強まり飲みにくくなるものが多い中、甲乙混和焼酎で香りが強くないためことからスッと飲むことができます。
原材料を見ると酸味料、香料とありますが、これが少しレモンの風味を出していて、いわゆる下町ハイボール(酎ハイ)に近い味わいですね。
アルコール度数7%でお酒もしっかり使っていますし、まぁ、甘くない缶チューハイの1つとして選択肢になるのかな。

それにしてもアサヒビールさん、こーゆーハイボールを出す前にウイスキー、竹鶴のハイボール缶をちゃんと残してくださいよ…。
posted by TM at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼酎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月16日

レビュー: サッポロ ジンジャー ハイボール

何年か前からサッポロビールが自社の甲乙混和焼酎・トライアングルジンジャーを使ったチューハイをジンジャー ハイボールとして飲食店で展開していましたが、ここにきてこのジンジャー ハイボールを缶チューハイとして出してきました。

ginger highball.jpg

名前はそのまんま「ジンジャー ハイボール」です。なぜかポッカのレモン果汁を使っていることをアピールしていますが、そういやサッポロビールが買収していましたっけ…。グループ・シナジーとかいうやつでしょうか?

ま、そんなことはさておき、まずは飲んでみましょう。
開けてみると早速、しょうがの香りがしますがやはり、卸したての鮮烈な香りと比べると寝惚けた感じがします。あと、少々のレモンの香り。
飲んでみても香りのイメージそのまま、やや寝惚けたしょうがの風味が中心でレモンが後から追っかけてくる感じ。残念なのはしょうがの苦味? を微かに感じること。
んー、以前に居酒屋で飲んだジンジャー ハイボールともちょっと違うなぁ…。

この完成度なら、宝焼酎の焼酎ハイボール ジンジャーのほうが良い感じです…。
posted by TM at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 焼酎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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