2011年04月07日

黒糖焼酎はなぜ奄美だけ?

さて、黒糖焼酎はいわずもがな黒糖から造った焼酎ですが、この黒糖焼酎って奄美大島をはじめとする奄美諸島でしか製造が許可されていないのはご存じですか?

本来、日本の税法上では焼酎の原料に黒糖は使えません。
しかし、奄美諸島では戦前から黒糖を元に蒸留酒を造っており、戦後のアメリカ統治時代には黒糖酒がメインになっていたようです。
そして日本返還後、黒糖酒は本来であればスピリッツ扱いになるため税率が高くなることから特例振興策として、米麹使用を前提として黒糖酒も焼酎として認められるようになったのです。

このため、現在においても黒糖を原料とする蒸留酒で焼酎を名乗れるのは、奄美諸島で造られる物だけとなっています。
ラベル: 焼酎
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2011年02月20日

万暦 初ボトル飲んでみた

富乃宝山でお馴染みの西酒造さんが造る、ハナタレ・初留取り焼酎である「万暦」。

久方ぶりに、飯田橋・ほしのへお邪魔して、見つけてしまいました。

「万暦」の初物ボトル!
確か「万暦」のファーストリリースは2003年? そこからどれだけ店で眠っていたのかと(笑)。

万暦.JPG

最近のものは何度か飲んでいますが、初物ボトルにお目にかかったのは初めてのこと。
ちょっとびくびくしながら(汗)、開けて貰いました。

万暦2.JPG

なるほど、改めて思いますが、これは凄いですね。
芋焼酎としての旨味が凝縮しています。その一言につきます。
初留取り原酒なので、アルコール度数はウイスキー並にありますけど、焼酎の旨味がそれを忘れさせます。

時間を置くとだんだん香りが開いていき、芋焼酎らしい甘味も出てきます。

これは、ストレートで是非とも飲むべき1杯でしたね。
ラベル: 焼酎
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2011年02月13日

たちばな

たちばな.jpg

山翡翠や山ねこで知られる黒木本店・尾山鈴蒸留所のレギュラー芋焼酎「たちばな」です。
レギュラー品といっても決して手を抜いているわけはなく、白麹と黄金千貫で造る焼酎は木桶仕込みとこだわりを忘れていません。

さて、そんな1本はどんな味でしょう。

芋焼酎らしい香ばしさが立ちますが、やや花のような香りも感じます。
フルーティな味わいながらも芋焼酎らしいほのかな甘さが出ており、柔らかくスッキリとした味わいです。
お湯割り、水割り、ロック、いずれでも美味しく飲める感じです。

この味わいで1升瓶でせいぜい1900円程度の酒ですから、非常にコストパフォーマンスの高い焼酎だと思います。
しかしながら、都内ではプレミア価格(2500円前後〜3000円前後)で売る悪徳酒屋もいるので、お気をつけ下さい。
ラベル: 焼酎
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2010年12月15日

不二才

鹿児島の芋焼酎「不二才」。
不二才とは薩摩言葉で、「ぶさいく」を意味しますが、味のほうは決してぶさいくじゃあ、ありやせん。

芋焼酎の本道をゆく、真っ当な芋焼酎。
芋焼酎らしい芳醇な香り、濃厚な旨味。

ロックよりも水割りお湯割り、できれば前割りにしてじっくり呑みたいヤツですね。

芋焼酎 不二才25° 1800ml / 佐多宗二商店
ラベル: 焼酎 芋焼酎
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2010年11月04日

芋は芋でも…

芋は芋でも、山形県のほうで里芋を使った本格焼酎が開発されています!

紹介記事はこちら

来年の4月には出荷が始まるようですが、普通の里芋の焼酎と飲み比べたいですなぁ。
ラベル: 焼酎 山形
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