ブドウのみで作られたフランス産ウォッカ。
ちなみにEUでは、ウォッカの定義としてポーランドやスウェーデン等が穀物、ジャガイモを原料とするスピリッツと主張。その他の国はサトウキビやブドウなんかも認めろと5年間も議論していた。結局は原材料を明記することで穀物、ジャガイモ以外でもウォッカを名乗れるようにしたのが2007年。これが後の世で言う「ウォッカ戦争」であった。
閑話休題。
普通、ウォッカをストレートでやる時は凍らせて飲むものだけど、シロックは常温で飲むのが良い。
ふんわりと白ブドウを思い出す柑橘系の甘い香りと、滑らかな口当たり。アルコールを感じさせない飲み口で、ぐいぐい飲める。
でも、度数はちゃんとウォッカしているので要注意

しかし、このシロックをカクテルベースに考えると使い方を悩むなぁ。甘い香りがあるのは、普通のウォッカベースカクテルには向かないか。
うーん、ウォッカ・リッキー、ウォッカ・ライム、スカイボールあたり?
特徴的な香りを殺したくないので、しばらく考えてみよう。