2011年09月08日

ラオスのラム酒



ラオスでラム酒しかもアグリコール・ラムというのも不思議な感じですが、日本人が社長を務める会社が現地でサトウキビ栽培から製造までやっています。
しかもサトウキビ栽培は無農薬で行っており、除草剤も使用していないとか。

このラム酒、酵母には焼酎の酵母を使っているともあり、果たしてその出来上がりはいかに?
などと思っていましたが、けっこうな出来映えですね。
ややアルコール臭が鼻にツクものの、味そのものは意外とすっきりして、サトウキビ由来の草っぽさや柔らかい甘味もあります。

ホワイトラムとしてはいがいと優秀ではないでしょうか。


ラベル:ラム
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2011年07月26日

2種類のラム

ラムというとサトウキビを原料にすると思われがちですが実はこれ、半分だけ正解です。

正確に言うとラムには2つの種類が存在していて、
ひとつはアグリコール・ラムと呼ばれ、
もうひとつはインダストリアル・ラムと呼ばれています。

アグリコールはサトウキビの絞り汁をそのまま醗酵させた物を蒸留して作ります。

一方、インダストリアルはサトウキビの絞り汁から砂糖を取り出した後の絞り滓である、廃糖蜜を醗酵、蒸留した物になります。

インダストリアルは絞り滓から作られたとか聞くと、得体の知れないものの様に感じますが、それでもまだ糖分が残ってはいるので醗酵の主体はやはりこの糖分になります。
じゃぁ、サトウキビかと言われると、既に加工されている廃糖蜜ですからそれも微妙かと…。

ちなみに世界で作られるラムのほとんどはインダストリアル・ラムで、アグリコール・ラムは少数派になります。

日本でもいくつか国産ラムがありますが、これらはアグリコール・ラムばかりだったと記憶しています。


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2011年07月14日

バカルディの夏限定カフェ

バカルディ社といえば世界で最も売れているラム“バカルディ”を販売する最大手ですが、
この夏、六本木のミッドタウンに期間限定の屋外カフェをオープンするそうです。

プレスリリースはこちら

プレスを読む限り、やはり夏のラムということでモヒートを前面に出し、様々なモヒートを提供するようですね。

しかし、六本木の屋外でこの夏、モヒートを飲んでいられるほど余裕があるかどうかが心配ですね(苦笑)。

ラベル: ラム 六本木
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2011年05月05日

ポルフィディオラム

DCF00144.jpg


ポルフィディオといえばメキシコのプレミア・テキーラで有名ですが、ラムも実はいたりしまして。
それがこの「ポルフィディオ ラム」。

瓶内にはテキーラのサボテンに対し、ヤシの木があるのが流石ポルフィディオといった感じでしょうか。

味のほうはどうかというとバカルディやハバナクラブのホワイト・ラムに比べるとやや、クセが残るといった感じで。
そう、サトウキビの青臭さとでも言えば良いのか。
でも、奥のほうにはラムらしい甘味を感じることもできます。

どちらかというと通好みの1本、といったところでしょうか。
ラベル: ラム
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2010年11月16日

ニッポンのラム酒

日本酒以外にも焼酎、ウイスキー、ワインなど様々なお酒を醸している日本ですが、ラムも作られていることはどれだけ知られているかな、というほどマイナーな感じでしょうか。

奄美・徳之島の「ルリカケス」。小笠原・母島の「小笠原ラム」。そして、南大東島の「コルコル」。

入手のしやすやという点では「コルコル」が良いですね。
サトウキビ汁から作るアグリコールタイプと糖蜜から作るアンデュストリエルの2タイプを揃えています。

個人的にはアグリコールタイプのほうが、サトウキビの風味も残り個性的かなと思っています。
ストレートでじっくりと味わうべき一品でしょう。

グレイスラム コルコル アグリコール 40度 720ml / グレイスラムグレイスラム コルコル アンデュストリエル 40度 720ml / グレイスラム
ラベル: ラム
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