2015年04月17日

浅草: 安寿

浅草駅からちょいと離れた寿四丁目、
喧騒からやや離れた浅草の住宅街に昨年オープンした
「安寿」(あんす)さん。

ふらっと入ってみれば、店内は古民家をイメージした調度品。
とても落ち着く感じで。
行くたび、細かい調度に手が加えられているのを見つけるのが楽しみの一つで。

そうそう、店内のグランドメニューはカルタの様になっており、
これを一枚、一枚めくって、何を注文するか悩むのもまた面白くもありますな。

お料理は店内の雰囲気に似合う感じの小料理と酒の肴といったものが中心で、
個人的には季節の煮物がお勧めで。
この優しい味わいが胃袋だけでなく心もホッとさせてくれますよ。

お酒はよくよく見てみると、日本産のものしかなく。
日本酒、焼酎はもちろんのこと、ウイスキー、ワインも。
日本酒はレギュラー陣だけでなくメニューにしたためないものも、
その時何が入っているか女将に聞いて面白そうなものをいただくんですがね、
これがハズレは無し。なかなかいい塩梅でございます。

このまま地元に愛されるお店として根付いてくれると、なんとも嬉しいかぎりで。

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安寿

夜総合点★★★☆☆ 3.5



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ラベル:浅草 小料理
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2015年04月12日

初号スーパーニッカ 復刻版

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ニッカウヰスキーより発売された復刻版シリーズ第3段、初号スーパーニッカ 復刻版です。
竹鶴政孝氏の妻リタ夫人が亡くなった後、1962年に発売されました。

さて、この復刻版を見ると先の復刻版同様、ボトルデザインを当時の物に似せてあります。

では、肝心の味わいはいかほどのものでしょうか。

まず、トップではモルトの甘い香りからピートのが現れ、さらに焦げた樽の香ばしさが開いてきます。
やや、塩のニュアンスもあるでしょうか。
いかにも余市の原酒を主体としたものではないでしょうか。

味わってみるとモルトとグレーン双方の渾然とした味わいから、ピートやビターな味わいが。

後味でも余韻はやや長めに続き、味わい・香り全体の雰囲気が続いていく。

と、ここまではストレートで味わってみての感想だが、加水したらどうであろうか?
トゥワイスアップにしてみたところ、香りに華やかさが出たこと、
味わいではよりモルトの甘みを感じたこと、ピートと潮をハッキリと感じられました。

さらに加水して水割りにまでしてみても味の骨格が崩れることなく、
長く楽しめる味わいへと移りました。

これぞニッカウヰスキーのブレンデッド ウイスキーというものでしょう。

これも限定販売なのが惜しまれる ボトルですが、
復刻させたニッカウヰスキーとアサヒビールには感謝しなければなりませんね。


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2015年04月04日

ワイルドターキー ダイヤモンドアニバーサリー

ワイルドターキー蒸溜所の責任者であるジミー・ラッセル氏の勤続60周年を記念し、その息子であるエディー・ラッセル氏がブレンドした特別な1本。

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13年〜16年の原酒のみを用いてブレンドされているそうですが、飲んでみるとブラインドでも判るぐらい“ワイルドターキー”ですね(笑)。
しかし、バーボン ウイスキーとしては長期な13年〜16年という原酒の味わいは通常品である8年などとは比較にならない深い味わいと滑らかなバニラを思わせる甘みやナッツの風味を醸し出します。

価格も相応のボトルですが、この深い味わいを持つワイルドターキーは是非とも楽しむべき一杯となりえるでしょう。
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2015年03月07日

初号 ハイニッカ 復刻版

復刻版シリーズ第二弾となるハイニッカ。

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ハイニッカが初めてこの世に登場したときウイスキーは、税法上では特級、一級、二級に分かれていた。
ハイニッカはその中でも最も等級の低い二級ウイスキーとして売り出された。

当時の酒税法で定義された二級ウイスキーの定義は原酒の混和率が10%未満のものとされていた。
まだ、原酒が1%も使われていないものもウイスキーと呼ばれていた時代に、上限ぎりぎりまで原酒を使用して造られたのがこのハイニッカである。

晩年の故竹鶴政孝氏はこのハイニッカを毎晩、愉しんでいたという。

今回のテイスティングでは故竹鶴政孝氏に倣い、1:2の水割りにしたもので試してみたい。

香りではややスピリッツ臭が立つが、そこから余市の原酒を思わせる香ばしく力強いウイスキーの香り。
味わってみると柔らかな飲み口の中にも香り同様の香ばしく力強いモルトの味が現れて美味い。
水割りにしてちょうどよい感じでもある。

質の悪い安ウイスキーを水割りにすると、雑味やアルコール臭がより強くなるものだが、このハイニッカにはそれが無い。

このウイスキーも紛れのない、ニッカのウイスキーだ。
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2015年02月14日

初号ブラックニッカ 復刻版

某朝の連続ドラマの影響を受けて(?)、ニッカウヰスキーの売り上げが伸びているようですね。
そんな中、リリースされてきたのは初号ブラックニッカ 復刻版。

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なんでも、現存している当時のボトルを元に、ブレンダーが香味を再現したものだそうです。
ブラックニッカといえば出された当時(1956年)は特級ウイスキーとして発売されたもので、
まだ宮城峡の蒸溜所は無く、余市蒸溜所と西宮で作られたカフェ・グレーンを使ったブレンデッド ウイスキーです。

さて、その復刻版はどんなものかと思えば、やはり余市の原酒のみをベースにしているのでピート感があり、香ばしさとチョコを思わせる甘くビターなニュアンスがありますな。
攻めるようなアルコール感や香味は無く、たおやかな味わいは現在においても高評価されるべきものであると信じて疑わないものであります。

ベースとなったオリジナルのブラックニッカ(特級)を楽しんだ当時の人々が羨ましい限りです。
竹鶴政孝氏曰く、イミテーションと呼ばれる偽ウイスキーが流通する中、このような本物を知ることができたのですから。

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